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ピアノ伴奏


秋といえば、芸術の秋ですね。
この時期になると小学校や中学校で音楽会や合唱コンクールがあり、伴奏をやりたい生徒から指導を頼まれます。
普段のソロ演奏とは違い、ピアノ伴奏はとてもよい勉強になります。

伴奏は、歌や他の楽器を助けるための演奏です。
つまり、主役を引き立たせる脇役のようなものなので、自分勝手に弾くわけにいかず、相手に合わせるという難しさがあります。しかし同時にアンサンブルするという楽しさもあります。

私の教室の生徒は、伴奏を経験した子が多いです。
学校によっては伴奏の希望者が複数いて、オーディションがある場合もあるので、生徒は一生懸命練習します。
伴奏がきっかけで自分の演奏に自信が持て、さらにピアノが好きになってくれた生徒もいます。

今年も伴奏を頑張って練習している生徒がいます。
これをきっかけに、もっと音楽が好きになってくれたら嬉しいですね。

埼玉県川越市のピアノ教室「青木音楽教室」

叱ること、褒めること


ピアノを習っていたけれど、辞めてしまったという人はたくさんいます。
理由を尋ねると、「いつも叱られてばかりでつまらなかった」という答えが返ってくることがとても多いです。

私も若い頃は生徒をよく叱っていました。多分こわ~い先生だと思われていたと思います。
練習しなかったからできない、だから叱られる。当たり前のように思いがちですが、当時の生徒は楽しくなかったでしょう。
「音楽を楽しんでほしい」という思いで指導しているのに、叱ってばかりでは空気も悪くなってしまいます。生徒が委縮してしまっては、上手く演奏できるはずがありませんよね。

今は叱るというよりも、注意する、間違いを直してあげる、できない所はその場で一緒に練習するように心がけ、決して頭ごなしに叱ることはしません。私が叱るのは、レッスン態度が悪いときや挨拶や返事ができないときです。
そして、小さな事でもできるようになったら褒めて、自信を持たせること。励ましてやる気を起こさせることを大切に考えています。

週1回の45分のレッスン時間は、生徒にとって大切な時間です。
リラックスした雰囲気の中で、少しでも上達できるように心がけています。

埼玉県川越市のピアノ教室「青木音楽教室」

家庭での練習


ピアノの上達には、家庭での練習がとてもとても大切です。
生徒の家庭での練習は、私だけでなく、ピアノ指導をされている多くの先生方にとって頭の痛い課題だと思います。

私自身小学生の頃にピアノを習いはじめましたが、恥ずかしながら練習をよくした生徒とは言えません。
レッスンで宿題を出され、練習しなければと思いつつもあっという間に1週間が過ぎ、気がつくと次のレッスンの前日。焦ってちょこちょこっと弾いただけでレッスンに行き、先生に叱られ、今度は頑張ろうと思いつつもまた同じ1週間を繰り返すという具合でした。
こんな状態では、上達するわけがありません。

こうすればいいという絶対的な解決策などありませんが、私が普段心がけていることをお話しします。

  • 幼児・小学生には、「れんしゅうノート」を作り活用しています。1ヶ月分のカレンダー、4回分のレッスン内容や課題が記入できる用紙、そしてシールを渡し、練習した日にはカレンダーにシールを貼ってきてもらうというものです。
    結果、小さな子はシールをたくさん貼ってきますが、大きくなるにつれシールの数は減少します。最近は、学習塾や他の習い事がある生徒さんが多く、なかなか練習する時間がとれないようです。

  • 練習ができない生徒とは、1週間の予定を聞いて、何時なら練習できるかを話し合ったりします。そして、練習可能な日には、少し長い時間集中して練習するようお話しします。
    レッスンでは、練習してこなかったことを頭ごなしに叱ったり、責めたりはしません。
    もちろん注意はしますが、その分、何回も弾けるようになる事を重視して「家でもやってみようね!」と声かけします。

  • 練習というと、曲の最初から最後までを通して弾く子がほとんどです。
    曲の途中で止まってしまうとまた最初から弾くという具合なので、苦手な所はなかなか上手くなりません。ですからレッスンでは、なかなか家では弾けない苦手な部分を時間をかけて教えます。

ピアノは弾けると楽しいのですが、弾けないと嫌になり、辞めたいと思うようになりがちです。
私は自分の今までの経験をふまえながら、少しでもピアノが続けられるよう、生徒と向き合ったレッスンをしていきたいと思っています。

埼玉県川越市のピアノ教室「青木音楽教室」

049-244-9666

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